11月の予定を変更し、「秋の大師街道を歩く」を実施します。

樽井から岡中まで、素朴な農村景観を残す大師街道。

この景観が大きく変わろうとしています。

―失われた時の流れをさぐる旅―

大師街道(だいしかいどう)。この道は、明治42年に泉南郡役所が出した「泉南記要」にも起点と終点とが記された39街道の一つです。和泉山脈から海側に長く派生した長山山脈(長岡)によって平野部が分断され、樽井を起点に山側に向かっている2本の道も、根来街道側の発展に比べて大師街道側はまるでタイムスリップしたような素朴な農村風景が残る数少ない路です。

長年、高校教師をつとめられた田中米雄氏が著した「泉南の街道および水間寺への道」の文中で、「樽井から弘法大師の像のある林昌寺まで。一時間あまりの短い街道は、失われた時の流れをさぐり求める長い旅である。」と綴っていますが、この信仰の路周辺にもいよいよ開発の波が押し寄せてきたのです。第二阪和国道山側、府道金熊寺男里線と大師街道までの田園地帯が大きく変わろうとしています。男里、阪南、遠くは岬の方まで見渡せる広大な景観は近く失われることでしょう。秋の着工に間に合うかどうか分かりませんが、歩いてみたいと思います。

詳細は10月中頃お知らせします。(道明寺~古市は12月に実施予定)